西蒲区の海水浴場と周辺スポット

夏に近づき、海水浴など夏休みの計画を立てる方も多いと思います。
新潟県西蒲区にある海水浴場とその周辺のスポットをご紹介します。
■「間瀬下山海水浴場」と「こめぐりの郷公園」
透明度の高い海と白い砂浜がとても綺麗な海水浴場です。
海水浴場や近くの間瀬漁港のあたりでは釣りを楽しむこともできます。
これからの時期はキス釣りに良い時期で、その他にもクロダイスズキ、ヒラメ、アジなども泳いでいます。
その近辺には「こめぐりの郷公園」があり、スポーツができる広場や子供が遊べる遊具などもあるので、家族連れで来ても楽しむことができるスポットです。
こめぐりという名前の由来が看板に記されています。
間瀬漁港周辺の海底は、かつて深さ数メートルの岩礁地帯であり、波浪による激しい浸蝕と白勢川から流出した石の落込みによって、多くの波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)が形成された豊かな漁場でした。
この波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)とは、水流の渦巻きと石によって岩盤に形成される臼・鍋状の穴のことで、佐渡平根崎海岸では天然記念物に指定されています。
「こめぐりの郷」は、この波蝕甌穴群があたかも米をつく臼のようであり、自然の波蝕の力を間瀬の人々が “刳”(くる・くり:えぐること)と表現して「米くり」または「こめぐり」と呼んだことから由来しています。
また、この周辺に民話として語り継がれている大金持ちの「間瀬の孫九郎」の米蔵があったことから「こめぐら」、これがくだけて「こめぐり」と呼称したという話もあるようです。
この2つの説が有力だとされています。
■「田ノ浦海水浴場」と「田浦温泉」
田ノ浦海水浴場は佐渡と日本海の夕日を一望できるスポットです。
多くの人で賑わう海水浴場で、設備も整っているので手軽に楽しむことができます。
近くには田ノ浦温泉があり宿泊することもできるので、ゆっくりと滞在しながら夕日を眺めるのも贅沢で良いですね。
今回ご紹介したのは、西蒲区でも下の方に位置する海水浴場とスポットです。
新潟にお出かけする際の参考にしてみてくださいね。